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使用上の注意(4)暗算はしないで、筆算を記録しておく

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どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題は、暗算はしないで、筆算を記録しておく。暗算は「十の補数と九九」に限定する

どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題では、暗算をしてはいけません。暗算をしていいのは、「十の補数と九九」のみです。「十の補数と九九」以外の計算は、必ず筆算をして正確にします。

十の補数とは?

<視考力養成の第一歩・フィンガーイメージ>

「指は折っても数えない。見る、見る、よく見る、ジッと見る」という言葉をごぞんじでしょうか? 「十の補数」は計算する必要がありません。10本の指を目の前に出し、「10の補数」を「目」で考えます。※ここで指を数えてはいけません。目はいつも両手の10本の指を見ておいてください。

左手の2本を曲げて、その手の形全体を見ながら「2:8」、左手の4本を曲げて、その手の形全体を見ながら「4:6」、左手の1本を曲げて、その手の形全体を見ながら「1:9」、左手の5本を曲げて、その手の形全体を見ながら「5:5」、左手の5本と右手の3本を曲げて、その手の形全体を見ながら「8:2」、両手の10本を曲げて、その手の形全体を見ながら「10:0」。

この練習をするだけで、年長さんから「十の補数」を習得できます。

体感計算・指折算

計算で最も大事なことは自分の指を感じること。
10本の指を感じて頭の中で再現できるようにすること。こうすることで、計算練習でさえも思考力養成に利用することが出来ます。指折算 --> デンタくん --> 横筆算(無限暗算)と進みますが、指折算を「ゆっくり・ジックリ・丁寧に」することが最も大事なことです。
※反対に、計算を暗記でしようとすると、コピーしかできない貧弱な頭が出来てしまいます。

使用上の注意

4. どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題は、暗算はしないで、筆算を記録しておく。
  暗算は「十の補数と九九」に限定する

しかし、学校では暗算するように練習しているので、ついつい暗算してしまいます。それをストップさせなければならないのです。「筆算を記録しておく。」このひっ算も、暗算できる子どもは自分から書きません。そこで悪い循環、間違えるための循環がはじまるのです。

過去ログから
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from くもぱんさん

どうしたものか… くもぱんさん
はじめまして。1年生女児の母です。1カ月ぐらい前から、「音楽と体育と図画工作はいいけど、国語と算数は嫌や」「学校行きたくない」と言っています。昨日は何を思ったか「教えてもらうより、『これは何ですか?』とか聞いたりして(先生になって)教えたい」とも(真意はわかりかねています)。入学早々、由々しき事態とは思っても、どうしたらいいのか分からなくて右往左往しているうちにどんぐりに出会いました。そして、もしかしたら娘はまっとうなのかもしれない、という気がしてきています。算数が嫌やと言っていますがこれは「学校の算数」限定だそうで、私と一緒にどんぐり問題をするのは楽しいそうです。これまでに4問(年長3、1年1)挑戦し、1問(小1)わからん帳に入っています。絵を描くことが好きなので、楽しそうにやっています。ただ、私がなにもわからないまま常勝志向(?)に育ててしまったため、わからん帳行きの問題に取り組んでいるときは、形相を変えて「答えを教えて」「こんなのできひん」と涙&絶叫のパニック状態で、楽しみながら向き合うどころの話ではありませんでした。保育園の時には、「知っていることがえらい」と勘違いして威張ることをさけさせようと、本人は望みましたが意識的に計算の練習などはさせませんでした。ひらがなやカタカナは友達が書くのを見て覚えたようです。レフティなので時折鏡文字を書いていましたが訂正はあえてしませんでした。4月生まれで、これまで「できて当たり前」と親も子も思ってきました。きっと、今は高速計算ができずにプライドが傷つき、苦手意識も膨らみ、不安でいることと思います。無知な親が背負わせたつまらないプライドのせいで苦しんでいる娘が可哀そうで、いじらしくて泣きそうです。昨日は教科書に載っている計算カードの絵を見て、息をつめて速いスピードで「8たす2は10」「7たす1は8」と暗記した答えを引っ張り出していました。そして「すごいやろ?」と。「本当はすごくないんだよ、そういうことは」と心の中でため息をつきつつ、ためしに指折り算をさせてみると…、できない!!「6たす3は」といいながら、まずはじめに指で6をつくり、そこに3を足すかと思ったら、6を作った指を崩して3を作る。えっ??「たす」のプロセスはどうするのさ!!「6と3と9」しか見ていないなんて。ショックでした。このままでは娘が壊れていく気がして不安です。重症化する前に解毒(?)してあげたいと思いますが、まずは、ベオンくんのアドバイスに従ってデンタくんを教えてあげるのがいいのでしょうか?書き取りや板書の写し、プリントばかりだからかどうかはわかりませんが、つまらない国語、算数を楽しめるように、準備学習を手伝いたいと思うものの、なかなかいい知恵が浮かばず、悩んでいます。宿題は、ひらがなの書きとりと音読。ひらがなは面倒なようですが、素敵な字をかけるようになりたいので、わりと丁寧に書いています。音読は最初からチェック表のぬり絵と決めこんでいるようです。基本的に遊び虫で、あたりが暗くなるまでは外遊び。文字が多い本より絵本が好きです。あと、歌いながら歌詞や節回しに合った踊りをすることが好きです。娘の良さを損なわずに、勉強を通じて真に人生の助けとなるような自信を育んでほしいと思っています。不安が高じて、長文となりスミマセン。 (2009年06月18日 14時24分51秒)

from レオン117さん
●まずは、1ケ月、何にもしないように<お願い>して、美味しいものを食べ、好きなことだけをしながらリセットしないとね。小学校の内容は半年でできるんですから。...遊びに学校に行くという正しい習慣を育てましょう。カーブを曲がるときの原則は「減速する」ですよ。 (2009年06月18日 15時06分25秒)
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■現状分析を急げ!(文責:どんぐり倶楽部)

 

小学校へ通い始めて、どんぐり問題ができなくなった。つまり、考える力がなくなってきた。なんてことが、ほんとに起こるとは思ってなかったんだけど。どんぐり問題を楽しく解いて、遊ぶ時間と自由な時間をたっぷり与えていれば大丈夫かと思ってたんだけど。今の小学校、ほんとに手強い爆弾

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*健全な教育を行うににおいて、最優先されるべきは【現状分析】です。

どんぐり問題が、思考力養成に役立つだけではなく、
子供の現状を炙り出すことは、よく知られている事実である。
この機能を使わないテはありませんよ。→【頭の健康診断】
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九九は、トライアングルナンバーズを使いましょう!

先取りはせず、学校で九九の勉強が始まってから「暗算しないでこれやってみない?」と始めます。

 

サンプル:トライアングルナンバーズ
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最上段が合わせて10になる数「10の補数」で、下の6段が「九九」です。
これら3つの数字の配置を思い出せるようにします。
「九九の暗唱」で答えだけを思い出すのではなく、3つの数字の配置を思い出せるように練習します。
 実際に練習するときには、算数のノートに「三角計算」を書き写しながら練習するといいでしょう。
「三角計算」は書き写すという準備段階で、すでに何回も自然に「10の補数と九九」の復習をしていますので、
写すだけでも力になります。ですから、少しずつ学習に取り入れていってください。
次のような日程はどうでしょうか。

◎使用例
1日目:3つの数字のうち、1つを抜いて書き写す。※このときにも同時に復習をしています。
2日目:昨日抜いていた数字を書き込む。
3日目:指隠しで1つの数字を確認
4日目:指隠しで1つの数字を確認
5日目:指隠しで1つの数字を確認
6日目:見るだけでイメージの確認
7日目:お休み

 さて、ここでもう一度確認しておきましょう。「九九」は全段言えなくてはいけないのでしょうか?
 答えはNOです。言えなくていいのです。「三角計算」で覚えたものだけでいいのです。三六個でいいんです。
何の支障もないのです。
「九九」を全段暗唱しなければいけないというのは思い込みなのです。
「九九」は必ず小さい数から唱えるという約束さえ守れば、三六個でいいのです。
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じつは無料公開されていますので、ご活用ください。

トライアングルナンバーズ

 

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十の補数と九九については、ここでつまずいたり、混乱したりしてしまう事例の過去ログや取り組みのヒントがたくさんあって、ここに書ききれませんでした。今後少しづつお伝えしていければいいな、と思っています。

頭の健康診断

*「良質の算数文章問題」の入門書です。(定価2000円のところ、ただいま期間限定無料公開中)
■最初に学びたい学習方法・上
■最初に学びたい学習方法・下

なかなか順調に取り組めないなあ、とお困りの保護者のみなさま。
はちたまどんぐりのどんぐりポケットで、糸山先生のアドバイスを聞いてみませんか?

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