dongurienvironmentMathematics

使用上の注意(6)ヒントはもらわない。

LINEで送る
Pocket

どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題はヒントはもらわない。

どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題は、子どもの思考力を伸ばす問題です。
その思考力とは、その問題を与えている大人の思考力を遥かに上回って伸びていきます。

高速計算ドリルなどをしてきた子どもは、初めのうちは「わからない」を連発し、ヒントを欲しがるかもしれません。しかし、そのヒント、その解法は、大人の考えたものであって、それを与えることによって子どもの自由な発想に基づく解法の可能性をつぶしているとは思いませんか?どんぐり倶楽部の良質の算数文章問題を2から3年間「ゆっくり、じっくり、丁寧に」取り組んできた子供は簡単に大人を抜いていきます。

使用上の注意

6. 考える課程(特に、工夫して考え始めるまで)が大事なのでヒントはもらわない。

■ヒントについて
・原則禁止ですが、全く知らない語句だけは教えます。ただし、「分からない・知らない」と言われて直ぐに、「それは~.」ではいけません。知っているのに使えない(思い出せない・利用できない)だけの場合が多いからです。ここに気付かずに説明してしまうと<知っているのに使えないから聞く>→<その場だけ出来る>→<また聞く>の悪循環になります。

・「分からない・知らない」語句でも、子供の記憶・経験の中で説明できるかどうかを探りながら、子供自身に自分の記憶を再現させることで理解させることが非常に重要です。

・ 読む練習ではありませんので、特に低学年では、読めても読んであげる方が効果的です。「読めるから読ませる」「読みの練習になるので、ついでに」は思考力養成を妨害し、エネルギーを浪費させることになります。

・低学年では、読むことに全く抵抗感がない、あるいは、本当に読むことが好きな場合にのみ、自分で読みながら進めて結構です。反対に、高学年では、黙読しながら解いていくように、徐々に環境を設定してあげて下さい。

※学年配当漢字以外の漢字使用や、重複問題、単位の変更(匹→人)、学年では習わない大きな位の数字などは全て意図的な配慮ですので、変更しないで使っていただいたほうが効果的です。また、問題を解く順番は気にする必要はありません。学年もこだわらなくて結構です。

 

絵(図)を描かずに「分からない」は「考えていない」証拠

 

 

過去ログから
--------------------------------
from のんきち
娘はこの4月で2年生になりました。昨年の11月から算数問題に取り組んでいます。年長問題から始め、今は1年生の問題に入りました。しかし難しいからイヤと、自分からは全く取り組もうとしない為、現在は週に1・2回どんぐりの日を作ってなんとかやっています。のび太のように勉強を始めるとすぐ眠くなってしまう子で(情けない・・・)いつも苦労しています。みなさんの投稿を読むとうらましい限りです。お子さんが成長している様子がありありと伺えますね。ところで、質問なんですが、うちはどんぐり拒否症がなかなか改善されない為、2年生になってから、どんぐりをやらない日は国語の文章題のみのドリルをやっています。過去ログで「国語の問題は設問別学習が最も効果的で、どんなに長い問題でも1問しか解かない」という先生のお話を読んで実践していました。しかし[1054]で「受験用なので日常的にしてはいけません」を読んでびっくり。今は、問題を順番通りにやっていった方がよいのですね。やはり1日1問ですか?よろしくお願いします。

[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
>>難しいからイヤ
●これは「難しいから」ではなく「考えなければ解けないからイヤ」ということです。「考える」=「分からない」=「難しい」の実態のない悪循環(固定観念)が根付いているようですね。お絵描きから入らないとよく出る症状です。
※だから勉強は楽しくなくてはいけないんです。低学年の学習は消化することが目標にはなり得ないんです。学習に対する根本的な考え方の変更が必要だと思います。
●算数の文章問題は週1回で結構です。
●問題形式の国語はしない方がいいですよ。問題形式の国語は考える幅をとても(異常に)限定します。ところが、その応用が利かなくなった状態を「問題を解けるようになった」と勘違いするんです。学力が無くなったことをいいことだと思ってしまうんです。危険ですよ。
●設問解釈は小6の夏からが最も効果的です。設問解釈はできるだけしない方がいいんです。そして、必要ならば期間は短い方が効果的なんです。
……………………………………………………………………………………………
※受験対応の学習はどんなに早くても小5の夏からにしないと回復できなくなりますよ。また、9才以前の受験対応学習は危険極まりない才能潰しになります。「絶対学力」「新・絶対学力」にも書いておいたのですが、読み落としましたか?※受験のプロが言います「絶対にダメです!」
 
from のんきち
先生お返事ありがとうございます。始めはお絵かきが楽しそうでした。問題はなかなか解けませんでしたが。時々、いい絵を描くようになったなあと思う事もあったのですが、この頃は分からないと言って絵を描こうとしなくなっています。まず絵を描いてと言っていますが、ヒントをくれないから出来ないとかママの教え方が悪いとかヒステリックになる事もあります。ヒントを出さないように苦労しています。ヒントを出す替わりに隣で私が絵を描いているとそっくり真似するだけで、これではダメだなと思います。どうしたら自分の力で考えられるようになるのか、実は行き詰っています。国語のドリルはどんぐりを解く為の助けになるのではと思い始めましたが、不要なものならやめたいと思います。

●BBSに全て答え(お子さんが、どう反応するか)は書いてあります。人間は同じ反応をするんです。育てたようにしか育たないんです。
※解かせていましたね。どんぐり問題は楽しむ(学力養成の)ためにあるんですよ。
[From どんぐり倶楽部:T.Itoyama]
--------------------------------

 

--------------------------------
糸山先生:で、ヒントは絶対ダメですからね。
相談者>:ヒントはダメ。
糸山先生:ヒントは一切ダメですからね。言っていいのは、例えば、「かめさんがあるいています」っていうところで花とか描いてたらダメなので「かめさんはこういうものなんだよ」というところまでです。「ここに線をいれたら分かりやすいよ」というのもダメです。「こういう風な絵を描いたら」っていうのもダメです。「こういう風に並べて描いたら」というのもダメです。とにかくヒントは一切ダメです。それをする(ヒントを少しでも与える)ともう、その手前で止まります。進化はしません。それをするとヒント待ち状態になるんで、そうするとなにをやってもダメです。
相談者>:そしたら、どういう風にして...。
糸山先生:いやいや、させるだけですよ。ちゃんと時間をつくって、2時間なら2時間時間を作ってお茶を用意してお菓子を用意して、のんべんだらり〜んとやる。で、隣で、もしも時間があればお母さんも他の問題をやる。お母さんがちゃんと文字を絵にすることをちゃんとやる。それは、解けても解けなくても。
相談者>:私は、描いていいんですよね。私は、どうやったらいいか...分からないからぁ。
糸山先生:大丈夫ですよ。文字を絵にするだけですから、そんなの誰にだってできますよ。「亀が3匹います」って書いてあったら、亀を3匹かけばいいんです。「亀が並んでいます」って書いてあったら、並んでいる亀を描けばいいんです。
--------------------------------
●ライブ録音:小5後半からのどんぐり開始の相談(文責:どんぐり倶楽部)より引用

頭の健康診断

*「良質の算数文章問題」の入門書です。(定価2000円のところ、ただいま期間限定無料公開中)
■最初に学びたい学習方法・上
■最初に学びたい学習方法・下

なかなか順調に取り組めないなあ、とお困りの保護者のみなさま。
はちたまどんぐりのどんぐりポケットで、糸山先生のアドバイスを聞いてみませんか?

体験・導入のご相談はこちらからお問合せください。

LINEで送る
Pocket